Art Maniacs

晴明神社・大将軍八神社など

上京区堀川一条かいわい

05/6/12(13/12/13up)

市バスに貼られているステッカーに、晴明神社のご祈祷済みマークが

晴明神社は安倍晴明が有名になってから観光客も増え、賑わうようになった。

修学旅行生も立ち寄るほどの観光地になっている。

建物自体はそんなに古くなく、昔のものそのままではない。

一度衰退したものが近年になって新たに建てられたものだろう。

この鳥居も、少し前(有名になる前)までは堀川通りに面して建っていなかったと思う。

境内に井戸があるが、有名らしい。これも五芒星のマークがついている

拝殿(?)というのか

ここでお参りする。

やはり五芒星のマークがあちこちにあり、それが他の神社と違う雰囲気をかもし出している。

神社の入り口近くに千利休のゆかりの石碑が建っている。

良く分からないがこのあたりは千利休ゆかりの場所であるらしい

境内の中にある一条戻り橋の以前のものが移築展示されている。

神社のごく近くに戻り橋があるのだ。

というわけで、晴明神社は、境内に色々見るべきものがあるものの、建物自体が新しいので、神社自体はそんなにどうと言うことのない神社である。

それでも観光客は多くて、ここに来て喜んでいるようだ。

五芒星の形をした絵馬があり、それを飾ってある所には有名人の名もあるようだ。

これが現在の一条戻り橋。堀川一条。

いろいろの逸話で有名な橋であるが、現在はコンクリートのごく小さい橋で、立て札に由来がかかれてあり、大きな柳が植えられているのが僅かに風情を感じさせる。

写真に撮っていると、自転車に乗ったおばさんが撮ってあげましょうかと気をきかせてくれる。観光客だと思ったのだろう。

京都の人は、基本的に親切である。観光客には。

 

さて、堀川通りの銀杏並木。これは有名で、秋には壮観である。

近所の今出川通りに京都市考古資料館がある。

市指定文化財に登録されており、なかなか目を引く建物なので写真に撮った。

京都は近代建築が豊富な町で、意外な所にこんな風な建物に出くわす

四角い建物に青い屋根がおしゃれである。

因みに確か、入場は無料だったと思う。

 

大将軍八神社

一条通御前西入

マジカルという点では、一条通にあるこの大将軍八神社こそものすごくマジカルで、ただならぬ妖気を発散させていると思う。

由来がかかれている。とても小さな神社で、境内も狭いが侮れない。

意味ありげなシンボルが入り口の中心に鎮座している。
マジカルムードが満点だ。

小説と映画「天地明察」で有名になった渋川春海の製作した天球儀。

 

なぜここにこんなものがあるかと言うと、小さいながら宝物殿がこの神社にはある。

その一階には膨大な数の神像が置かれており、圧巻である。

この神像がまとめて重文に指定されていて、その意味で重要な神社である。

沢山の神像に囲まれていると、この無信心な私ですら畏怖というか、畏敬の念が沸いて来る。

そして、2階には天文に関する資料がいろいろと展示されている。

ここは方位を司る神社で、陰陽道安倍家に関わる古天文歴道関係資料が集まっているのだ。

そのせいで、江戸時代のものらしき古い天文の資料が閲覧出来るのだ。

それがなかなかマジカルで面白く、そこが侮れない所以なのだ。

宝物殿は期間限定で時々(年2回ほど)公開される。

見て置いて損はない宝物殿だ(方徳殿という名前がついている)。

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