百万遍かいわい
0/8/8/08(13/12/11up)
百万遍と言う地名は、市電が走っていた時の停留所の名前の名残で、そのまま使っているのだ。
東山通り今出川の交差点のことである。
京都の地名の中で、ひょっとしたら一番好きかも
由来は近くにある百万遍知恩寺というお寺から来ている。
ここが知恩寺の入り口。
京都に疫病が流行った時、ここのお寺のお坊さんが百万遍、念仏を唱えて疫病を払ったと言う。それに因んでこう名づけられた由。
知恩寺は百万遍交差点のすぐ近くにあるお寺だ。寺宝も多い。
知恩寺では秋に古本フェアが開かれ、ものすごく沢山の古本屋がやって来る。
百万遍は、京都では京都大学のことを差す。百万遍といえば京大。
今出川通を挟んで広大な京大キャンパスが広がる
交差点の南側に広がるこの立て看板の光景は京大名物である。
そして百万遍交差点を少し下がった所にかの有名な京大西部講堂がある。
70年代、文化の発信地として名を馳せた、西部講堂である。
一度私も中に浸入したことがある。
冬なのにストーブしかなく寒さに震えながら映画を見た覚えがある。
京都の名所には一度ずつ尋ねている私である。