平安神宮
初夏
京都市左京区岡崎西天王町
08/6/10(13/12/16up)
平安神宮はもともと明治時代に行われた博覧会のパビリオンとして建設された。
平安京大極殿を5/8の大きさに縮小して再現したものだ。
設計はのち、変った建物ばかりを作った伊東忠太が担当している。
京都の人は、平安神宮と言うととても新しい建物なので、あまり尊重していない。
観光地としてはちっ、という感じで苦々しく感じている人が多いだろう。
だが、他府県の人から見ればここも立派な観光地。
観光コースには必ずと言っていいほど入ってしまっていて、いつのまにか京都の代表的な観光地になっているのである。
平安神宮が尊重されるべきなのは、その庭である。
建物を包みこむようにして、その周りに広大な庭が広がっているのである。
年に2回、この庭は無料解放される。6月と確か11月だ。
6月の無料公開の時にすかさず行って来た時の画像です。
なぜか舞妓さんがいてポーズをとっていたので私も写真を。
この時期、かきつばたや花菖蒲がきれいに咲いている。
池の真中には睡蓮が。
池は社殿を囲むように4つくらいあって、それぞれに名前がついているが覚えていない。
見物客が小雨の中でも沢山いる。
飛び石の橋。臥龍橋と名前がついている。こ、孔明様の名だ…
池の睡蓮がとてもきれいでした。
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尚美館という名の建物 池のほとりに佇んでいる風情が良い
庭のだいぶ奥まった、4つ目の池にある
違う角度から こうしてみると、平安神宮もなかなか捨てたものではない
泰平閣という大きな橋である。屋根つきで、真ん中には望楼がある。
座れるようになっているので、見物客がいっせいに座っている。
ここからの眺めもまたいいのだ。
参考 リーフレット