Art Maniacs

西本願寺伝道院

京都市下京区油小路通正面角
(東中筋通正面下ル)

2016 10/22

ついに憧れの西本願寺伝道院の写真を写した。住所が二つあるのはなぜだろう。敷地が広いということだろうか。

このインド・サラセン風の建物がふいに町中に現れるアンバランス感。

 

行く道すがらにある親鸞像 旅姿 とても大きい
この界隈は親鸞エリアなのだ

 

伝道院はとても狭い通りに面しているので、全体像がどうしても撮れない。

突然という風に屋根にそびえているドームが見どころなのだが


近年、重要文化財に指定された

設計は伊東忠太、平安神宮を共同設計したのが初仕事。

その後、築地本願寺、京都の祇園閣など不思議な建物を次々と建てた


インドやトルコに旅して世界の建築を研究したため、
こうしたグローバルで一風変わった建築を得意としたのかもしれない

 

建物には動物の様々な意匠が

伝道院の説明の、どの本にも出て来るので私も写したのだ

これは象らしい

これもか もうやたらと写した

油小路通側から写したところ

煉瓦の色と細かいデザインが美しい

これは正面通から

上の写真の続き 歩き進んでいく

 

さらに歩き進んで続き こんな風に動物の彫刻に囲まれていて、やがてドームが見えて来る

つづき
特徴的なドームが見えて来る

京都にこんな建物があるとはびっくりだ

 

中は撮影禁止だった…ごめんなさいごめんなさい

死角を利用してこっそり天井

しかし内部もいかに素晴らしいか良く分かる

木製の階段も、手すりの微妙なカーブが見事で美しい
色合いも素晴らしい
写せなかったのが残念

伊東忠太、渾身の快作

本当は、このドームのてっぺんがとても「らしい」、朝の散歩のついでに撮った

この、ドームの先っぽ、飛び出ている先端が、インドサラセン?
異国情緒ただよう

西本願寺門前町と、妙な取り合わせとなり、調和しているようなしてないような…

これこれ、このてっぺん アンテナのようにちょんと突き出た先端
そしてその下の、窓枠のアジア風デザイン
縦横無尽に走る電線

これが伝道院の醍醐味だ!

 

最後にもう一度


後ろを向いたら、総門がある。西本願寺の門前町

このへん、「伝灯奉告法要」のために盛り上がっていた。(2016年10月)

 

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