Art Maniacs
Temple

清水寺

京都市東山区清水1―294

08/10/29(13/12/20up)

とうとう有名な清水寺にも行って来た。

清水寺は、京都人にとってはデートスポットである。

他の都市では遊園地やショッピングモールがそれに当たるのだろうけれど、京都では清水寺へカップルで行くことになっている。

めぼしいデートスポットはお寺しかないのだ。その代わり、お寺は沢山あるのだ。

音羽の滝を舞台から見た所。

今回、舞台までしか行っていないので有名な舞台の全景の画像がないのだ。

秘仏が公開されるとあって行くことにしたのだが、舞台の裏に展示されていた秘仏は、ひょっとしたらお前立ちだったかもしれない。

清水寺の本尊は独特の形をしていて、十一面千手観音立像というが、その手の内の二本だけが頭の上ににゅっと突き出てそこで合掌をしている。

不思議な仏様だった。

舞台から、京都市街を望む

京都タワーがうっすらと見えているのが分かるでしょうか。

人がいっぱいで、これだけ写すのでもひと苦労だ。

これは奥の院である。

これも舞台から写したもの。

普通、この奥の院へ行って舞台を写すとおなじみの清水寺のあの写真が撮れるのである。

私たちは根性がなくて奥の院まで行かなかった。いつの日か行ってみたいものである。

舞台の下を支える木組。

釘を使わず、かなり強度な地震にも耐える。

毎日、宮大工の人が木組の様子を確めに来て、木を叩いてまわるそうだ。

音羽の滝。

観光客や修学旅行生に大人気だ。

三本の細い滝が流れ落ちている。

古来より絵にも描かれて来た、有名な滝である。

NHK京都の天気予報でもおなじみの三重塔。

清水寺はさすがに平日でも賑わっている。修学旅行生が多い。

おばさんも多い。とにかく人が多い。

舞台には人が鈴なりなので、なかなか上手い写真が撮れないから、その心づもりが必要だ。

それにしてもなぜこんなに人が多いのだろう。

清水寺は五条坂、茶わん坂、二年坂三年坂 色々行き方があるが、どれもなだらかな坂を上がっていかなければならない。

その坂の両脇にお土産屋さんや、色々な店が出ていて、そぞろ歩きにぴったりである。

お寺へ行くまでに、そうしたアトラクションを楽しむのも清水寺の楽しみのひとつなのだろう。

銀閣寺もそうした雰囲気があるが、京都のお寺や神社の近くの参道は、お寺と共にそのように発展して来た。

それがお寺と共にそれらをひっくるめてひとつの「地域」という雰囲気を醸成しているのだろう。

 

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