私のお気に入り映画とは
10/5/22
別表にある、オールタイムベスト映画のリストを見ても分かるように、私の映画の好みは偏っていて、すごくはっきりしている。
どんな映画が好きか、それはまず第一にずばり、好きな俳優が出ていることだ。
私の好きな俳優といえばまあその、ルトガー・ハウアーであったりヘルムート・バーガーであったりするわけで、そういう人たちが出ている映画が当然、お気に入りにランクインしているのだ。
もう一つの特徴は、映像が美しい映画が好きなことで、映像美の映画には否応なく惹かれる。
ルキノ・ヴィスコンティ監督が好きなのはそういうわけでもある。
もちろん好きな監督の作品もお気に入りにランクインするのは当然だ。
今様に言うとボーイズラブ信者なので、そういう映画も当然のように高い評価になっている。
「モーリス」とか「太陽と月に背いて」など、俳優が美しく映像も美しくそして男同志があれこれしている映画などは大好物と言ってよい。
もう一つ好みのジャンルとして、サスペンス・アクションものがある。
これは、でも「ダイハード」とか「スピード」みたいな派手な宣伝をされたメジャーなものではなく、どことなく一ひねりしたというか、ちょっと斜に構えたような感じの渋いものが好みで、「ジャガーノート」「カプリコン1」「サブウェイ・パニック」が私のサスペンス三大お気に入り、なのだ。
「ターミネーター」みたいなアイデア満載なのも好きだ。だから、往年のジャッキー・チェンも大好きだった。
ただ、やっぱりそこに出演している俳優によって見たいと思ったり、思わなかったり、それほど印象に残らなかったりするのだ。
好きになる映画というのは、今様に言うと「萌え」ということなので、なぜその映画に萌えるかというと、やっぱりお気に入りの俳優が出ていないことには萌えない。
お気に入り俳優が出ていて、映画の出来が良い、映像が美しい、そういう映画が「萌え」の対象になるという訳です。
この萌えの感じはどの時代も同じかと言えばそうではなく、その時その時代で変わって来る。
ランク上の作品にはあまり変動はないのだけれど、下の方の作品となると忘れてしまっていることが多い。
もの忘れの激しい年代に突入したので、お気に入りリストに上げていてもどんな内容だったかをさっぱり忘れていることがある。
それは都合が悪いので、やっぱり忘れてしまった作品はその都度削除して行くのが順当だろう。
そういうわけで、私のお気に入りリストはつねに地味に変動している。
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