祇園祭2005 Part2
新町仏光寺
鉾建てが終わると巡行の日まで、このように山鉾の前後に提灯を飾り、夜にライトアップされる
菊水鉾 鉾頭の菊花
室町四条上ル
菊水鉾 前掛け水引
残念ながら、ビニールで覆われている。巡行当日にのみ、披露される
四隅の紐のお飾りが美しい
山伏山
この、翼を持つ馬は浮き彫りのようになっていて、織糸が下地から浮き出ている。
町会所で飾られている懸装品の数々は、舌を巻くほど見事なものばかりだ。これらは、昔からここいらの町の人が山鉾に寄贈したもの。こうした膨大な懸装品の中から巡行当日に飾る見送りが選ばれるのだ
山伏山
こんな、マイナーに思える山なのにこのような見事なお飾りが。細部まで細かい。
山伏山の見送り 正面を向いた龍。有名なものだ
山伏山のご神体は、巡行まで町会所の二階に飾られている。
重要文化財の見送り
鯉山はすごい。
北観音山のエリアにある松坂屋。
京都に松坂屋はないが、このようなクラシックな町家がある。これは倉庫?三井や松坂屋などの豪商が住んでいたので、北観音山には豪華な懸装品が寄付されたという。
宵山では、松坂屋はこのように鎧兜と屏風をいつも公開する
南観音山
放下鉾 四条新町上ル
放下鉾は昭和4年まで、長刀鉾と同じように生稚児が乗っていたという。現在は「三光丸」という名前のついた稚児人形が乗るが、人形遣いの役の人によって、稚児舞いが出来るようになっている。
巡行の間の随時、稚児舞いを舞ってくれるのが、とても可憐だ。
紐の結び目までに美意識がゆきわたる
放下鉾の見送りは、染色作家皆川泰蔵氏のエキゾチックなバグダッド。巡行時にのみ、鉾の後ろを飾る