東華菜館
京都市下京区四条大橋西詰
竣工 昭和2年
設計ヴォーリズ
四条大橋からのぞむ。
川端を歩いているといやでも目につく京都四条の有名店
東華菜館は中華レストラン。北京料理店で夏になると床にビアガーデンが出る。四条大橋のランドマークとして京都市民におなじみの、あの鴨川の店である。
設計は有名なウィリアム・メレル・ヴォーリズ。スペイン風の濃密な意匠がひときわ目を引く名作だ。
ファサード ビヤガーデンも始めました
ファサードの装飾が最も濃密で、楽しい。テラコッタの色に味わいがある。
アップ。
このように、ごてごてとデコラティブなまでの装飾に満ちている。
もういっぱい写した。
東華菜館には一度だけ入ったことがある。勤めていた会社の社長にご馳走になった時だ。
実は、この建物のエレベーターも味わいがあるのだ。昔のエレベーターそのままで、蛇腹式の鉄の扉。中から外が見えるという、あの古い形式のエレベーターなのだ。
私が行った時にはそれが可動していたのだが、今でもあのエレベーターなのだろうか。
看板も味わいが。電話番号、古いまま…局番が2ケタじゃん。いつのよ、一体…
アルバイト募集の貼り紙。
四条大橋から、曇り空の夕方に。四条通だけにいつも人がいっぱいで、写すのは恥ずかしい。朝早くに行かないと、きれいに写せないかも
もう一度正面玄関を。
どうだ、これでもか
四条大橋を渡ったところに南座があります。京都唯一の歌舞伎小屋。
鴨川を挟んだ、東華菜館の向い側にあります。晦日になると顔見世興業が行われるので有名。