プレ祇園祭 鉾立て

パート2

04/7/15

月鉾エリアに突入

月鉾は函谷鉾から見えるくらいのすぐ近所にある。四条通に面していて、函谷鉾よりちょい西に行ったところの南側。函谷鉾は北側に面しています。

宵宵山や宵山では、1年に1度の歩行者天国になるため、北側から南側へ見に行くのに信号待ちをしなくてもいい。
でも人がいっぱいで、全然進まないから時間はかえってかかる。


こんなふうに名前入りのでか提灯が飾ってあるから、何鉾か一目瞭然

ここは、やぐらが組み上がったところまでのようです。長刀鉾と函谷鉾の中間くらいですね。
ここもおそろいのはっぴを着てきりり。

月鉾のてっぺんには当然お月さま(三日月)がありますがとらえきれません。

木材を組み合わせたその上にやぐらを乗せていますが…。
当日はここにお囃子方が乗るんです。
これだけのものを、縄で、3日で作るんだからすごい。

下を支える骨格と、やぐらのつなぎは大丈夫なのか…
思わず覗き込みました

よく見ると、木材に方向が書かれてある。「辰巳」の方向とか。
これはどこそこに使う、とあらかじめ決まっていて、そのとおりに組み立てていくのだな。
柱は良く見ると、嵌め込み式になってる。

この木材は、古いものもありましたが、新しいものもあった。
よっぽど古くなると順次、新しいのに取り換えて行くのでしょう。当たり前だけど
でも所々、古ーい木材が使ってありました。そういうのって、お守り的な意味あいがあるのかな…

鉾が立てられている場所の前には、集会所というのか町会所というのかがあって、月鉾保存会などと書かれています。ごく普通の商店だったり、株式会社だったりするのに、7月に入ると突然町会所に早代わりしてしまう。

そして、そこの2階と鉾に、このように橋を渡して、行き来出来るようにします。これは鉾が組み上がってからもこのままで、見物客がここから鉾に登れるようになっているのです(有料。ちまきを買うと鉾に上がれる。ただし、長刀鉾は女性は上がれない)

 

さて月鉾にお別れして、鶏鉾エリアに来ました。ここはまだ組み上げが始まったばかりのようです。
縄が1部にくくりつけられているのみ

鶏鉾は、メインストリートの四条通から少し南に下がった室町通に面しています。なので、長刀鉾や月鉾、函谷鉾と言ったメイン鉾の晴れ晴れしさに比べると、ちょい地味。

 

これは何かと言いますと、鉾に必要なパーツです。それが歩道に無造作にじゃらりと置かれている。これを組み合わせて、これから鉾にしてゆくのです。大きなドールハウスみたい
ここの木材は古そう。

こういう木材は、1年間保管庫で眠っています。1部は、八坂神社の倉庫にもありますが、鉾町のある室町問屋街の倉庫で眠っているのがほとんどみたいです。

 

これは何かと言うと、どうやら、鉾の上のぐんと伸びた三角形の部分のようです。まず横倒しの状態の時にあらかじめ縄で縛り上げて骨格を作っておき、それから真ん中に立てるようです。

 

さてこの鉾立ての作業は、私の見るところ、山鉾巡行に勝るとも劣らない祇園祭のみどころ。
それが証拠に、この作業を沢山のギャラリーが見守っているし、私のようにカメラを向けている人も多数います。ビデオカメラを持っている人もいました。

明らかに、鉾立て作業というのはパフォーマンスなのです。
くぎを使わずに、縄だけで結わえて鉾を組み立ててゆく。見物客に見せながら、作業を行う。この職人技を楽しむのが、鉾立ての醍醐味なのです。

 

京都の男、京男というのは、他府県ではどういう印象を持たれているのだろう。
はんなりしていて優男。ふにゃふにゃしていて、要領を得ない軟弱者。そんな感じなのではないだろうか。
私もそう思っていた。

でも、鉾立て作業の職人さんたちは、イナセです。かっこよくて頼もしいです。棟梁のおじさんも、下についているイケメンのお兄ちゃんも、すてきです。ほれぼれします。
ああいいなあ。男っていいなあ、と思ってしまいます。
汗を流して仕事をする男は美しい。
彼らにとっては、この鉾立ては、1年に1度の晴れ舞台なのですね〜

 



それぞれの鉾の位置関係はだいたいこんなのです。
本当は全部で32基立ちますのでこんなものではないのですが

鉾ではなく山の準備もされていたのですが、鉾に比べて見栄えがしない(>_<)
で写真はやめました(>_<)

 

次は、曳き初め

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