御所周辺をぶらぶら

烏丸今出川〜烏丸丸太町

04/11/30


今出川御門から入り、ぶらぶら歩きながら撮った写真。
正面はいわゆる内御所

同志社大学と相国寺を見たあと、御所にでも寄るか…というので、ぶらぶらして来ました。
同志社前の横断歩道を渡ると今出川御門。そこから、御所へ突入。

ちなみに、御所というのは、私たち京都に住む者の一般的な呼び方。

京都御苑だの、仙洞御所だの、御所にもいろいろあるらしいが、知らん。
私たちは普通、全部ひっくるめて「御所」とだけ呼ぶ。
そして、春と秋の一般公開で公開されるところを「内御所」と呼んでいる。
ややこしいことは知らん。京都人ならそれでいいのだ。それで通すのだ。

 


御所の細道

「京都おもしろウォッチング」で命名され、有名になった自転車によるけもの道。
内御所のすぐ外側の砂利道にあります。
これは内御所の北側ですが、南側にもあります。
「御所の細道」という呼び名は、(C)赤瀬川原平ですっ!

南にあった細道を歩いてみました。
すると、砂利道を歩くより、はるかに楽。さすがけもの道。
当然自転車が通るので、その時はよけました。
自転車優先道だもんね。

 


御所の大鬼門。
ここは猿が辻です。

京都魔界案内などで必ず紹介される場所です(^_^;)。

辻でもないのに猿が辻って変でしょ。
昔は、この御所の中、貴族の家が立ち並んでいたそうなのです。
だからここは道になっていて、だから辻という名が今に残っているのだそうです。

 


鬼門の猿

鬼門の、へこんでいる部分に金網が設けられてあり、
ちょっと見にくいですが、ここにお猿さんがいます。

猿が辻の名前の由来です。
猿が夜な夜な暴れるので、金網を張って、閉じ込めたそうです。

幕末、ここで尊攘派の姉小路公知が襲われたところでもあります。
「猿が辻の変」です。

 


蛤御門(はまぐりごもん)

歩いてふらふらになりながら蛤御門に到着。
禁門の変があった場所として有名。
またの名を蛤御門の変というのは、この門の名前から。
この禁門の変の時についた傷が今も門に残る

蛤御門という名は、蛤のように閉じられていて開かなかった門が
天命の大火(?)で初めて開いたことから名づけられたとか言う。

*

蛤御門から外に出て、烏丸通を歩きました。
護王神社という、怪しい神社などを横に見ながら


聖アグネス教会(烏丸下立売)

下立売通(しもだちうりどおり)にまで来ると、角に聖アグネス教会があります。
美しい煉瓦建築!逆光で分かりにくいですが(>_<)
これは烏丸通から映したもの

 

下立売通から映した聖アグネス教会。

京都の指定文化財。

 

聖アグネス教会の下立売通側のとなりは、平安女学院。
移築して郊外に移ったキャンパスもありますが、本家はここ。

ここを、さらにまっすぐ行くと、美しい京都府庁に辿りつくのです。

 


大丸ヴィラ(烏丸丸太町)

ちょっと何が何だか分かりませんが(>_<)
烏丸丸太町すぐのところにある、大丸社長(?)の別荘。
とても有名な建築で、設計者はあのヴォーリズ。
個人の邸宅なので中に入ることは出来ませんが。
ヴィラ前にはガードマンがいつもつきっきり。

というわけで、烏丸側の御所周辺を歩きました。
烏丸丸太町からは地下鉄で帰宅。いや、四条へ寄り道。

堺町御門から出てハリストス正教会へ行く、という手もあるがもうふらふらです(>_<)

 

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