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Comic Song Best5
コミックソングベスト5

1 帰って来たヨッパライ  フォーク・クルセダーズ 
2 スーダラ節 歌) 植木等 
3 貧乏(?) 大滝栄一
4 高速道路の星 歌) 王様
5 イエロー・サブマリン音頭 歌) 金沢明子

テレビでコミックソングのベストテンをやっていたのに刺激され、私なりのベスト5を選出してみた。

 

1 帰って来たヨッパライ

帰って来たヨッパライは、コミックソングのスタンダードといえるのではないだろうか。コミックソングと言われてまず思い浮かべるのがこれ。
神様が、なあおまえ、天国ちゅうとこはそんな甘いもんやおまへんにゃ、とのんびりした口調でさとすのが今もって新鮮である。

2 スーダラ節

 植木等の尋常でない無責任さに溢れたこの曲は、コミックソングの名曲といえる。植木等というキャラクターでしか表現し得ない味があった。
よって、他の誰が歌ってもちっともおかしくも何ともなくなるのである。
しかも実際の植木は大変勤勉であったという。そのギャップもまたおかしい。

3 貧乏(?)

 あまり知る人はいないと思う。私も昔ラジオで聞いたのみで、タイトルさえ良く覚えていない。でも、「びんぼう、ひまなし」という歌詞が忘れられない。2番は「びんぼう、ひまだらけ」と歌い、ハイ、と合いの手が入る。
リフレインで「ビンボ、ビンボ、ビビンボビンボ」というのがおかしかった。

4 高速道路の星

ディープ・パープルの「ハイウェイスター」の、日本語直訳ロック。
私にとってはこれこそ究極のコミックソングだ。
王様は他にもレッド・ツェッペリンなどを直訳で歌っているが、みなおかしい。
かっこいいハードロックも日本語で歌うとこうも間抜けになるのかと、目からうろこが落ちる思いがした。

5 イエロー・サブマリン音頭

ビートルズの「イエローサブマリン」を、ベタな民謡調で歌う。
歌うのは、蝋燭の炎を消さずに歌うことが出来た金沢明子。今はどうしているのか
ビートルズの歌が意外にも民謡とシンクロすることが証明された。

 

そのほか

圏外には、RCサクセションの「雨上がりの夜空に」

これなどもコミックソングではないかと思う。
「こんな夜にお前に乗れないなんて
こんな夜に発車出来ないなんて」
と歌う部分が、二重の意味を含ませてある。
しかし、ペーソスがあり、限りなく美しい曲でもある。

郷ひろみ「男の子女の子」は立派なコミックソングである。
それを踏襲したシブがき隊の「スシ食いねえ」は、狙い過ぎの感があるが、まあいいだろう。
森高千里の「非実力派宣言」これは歌だったか、アルバムタイトルだったのか?
アイドルに詳しくないので良く分からないが…。しかし、コミックソングの資格はじゅうぶんだ。
ピンクレディーの曲は全部がコミックソングだと思うが、強いて一つあげるとすれば、「カルメン」
「ああ、勿論あだ名に決まってまっす」、と歌詞で弁解するのがなんとも変だった。

この調子で行くと限りなく続くのでこの辺で

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